もしカメレオンUSBのCPLDが壊れてしまったら...

 我がカメレオンUSB1号機?は、不幸にも「PROMエミュレータ」デバッグ中に、CPLDが逝ってしまわれた。
 他の人も、制作時の失敗や、使用中に壊れたりするのは大抵CPLDの方ではないでしょうか?

 CPLDが壊れたカメレオンUSBは、EZ-USBモジュールとして使えます。
 捨ててしまうのはもったいないです。

 ということで、私はSPCISPで使用できるEZUSB-JTAGプローブとして再生してみました。



1.基板をばっさりカット
2.抵抗の位置を移動し、カット時に切れた3.3Vをジャンパ
3.EEPROM用3.3KΩx2,USB 24Ω取り付け変更
4.ランド部のパターンをカットして、10ピンソケット取り付け
4.短絡保護対策で、5V入力ラインにリセッタプルヒューズをカマす
5.PC1,PC3,D0,D1,FWR,GNDをJTAG用コネクタに配線(一部10Ωダンプ抵抗入り)
調子にのってしまったので、ついでに、
6.USB Aコネ取り付け、ノートPCに直結可能
7.5V/3.3V供給コネクタ追加
8.通常N.C.のJTAG-6ピンに5V供給回路を追加、スイッチでON/OFF可
9.半田面に絶縁シートを貼って、安全対策

 MINI-USBの大きさには劣りますが、PRD-SM2ベースのものより小型で使い勝手がよいものに仕上がりました。
使用例


 なお、0.65mmのリードか基板パターンへの半田付けが必要なので、初心者向きではありません。

注:レギュレータ、コンデンサ、リセット周りはカメレオン制作時に改造済みです。